アートメイクを少しでも長持ちさせる方法とは
アートメイクの施術を受けてその出来に満足していても、しばらくしたら色落ちがし始め、不快に思う方がおられるかもしれません。通常アートメイクは個人の体質にもよりますが1～3年は持続します。それなのに数週間でイメージと変わってしまったら悲しいですよね。そうならないための方法を説明していきましょう。
アートメイクは、通常のメイクのように汗などで落ちることはありません。それはお風呂に入った場合でも、プールに行った場合も同じです。一度施術すると、色素が薄くなり落ちてしまうまできれいな見た目を保てる施術です。それはアートメイクがタトゥーとは違い、皮膚のごく浅い部分に色素を入れて着色する施術だからです。アートメイクは時間の経過によって少しずつ色素が落ちて薄くなっていきます。これが普通の状態ですが、きれいに長持ちさせる方法についてお話ししていきましょう。
一番重要なことは施術直後に気を付けることです。施術直後から数日は施術部分がムズムズしてしまいやすいです。針で皮膚を刺して色素を入れているので仕方ありませんが、かゆくて掻いてしまう方が多いです。これは絶対にやめましょう。色ムラが出る原因になってしまいますし、色素が定着しなくなるので薄くなりやすいです。また感染症が起こる可能性もありますので気をつけてください。
初めてアートメイクを入れる方はダウンタイム中のアフターケアを丁寧に行いましょう。
アフターケアとしては、ワセリンや軟膏などを塗っていつも以上に保湿に気を付ける。乾燥は避けて、なるべく肌に刺激を与えないようにしましょう。刺した部分がかさぶたになりますが、剥がさないこと。紫外線対策をして、ダウンタイム中は他の美容施術を行わずに洗顔やメイクに気を付けましょう。施術を受けた際に施術者から過ごし方についての説明を受けるので、聞き流さずきちんと注意点を守るようにしてください。基本的にはアフターケアをしつつ、安静に過ごすことがおすすめです。
最初にしっかりと気をつければ眉、リップ、アイライン、全ての部位のアートメイクがきれいに長持ちするので是非試してくださいね。
それでも時間がたてば薄くなってきますのでその場合は、リタッチによって調整しましょう。